筑紫亭について
日本遺産の筑紫亭で最上級の真鱧を、百年の歴史と伝統の味で楽しむ

玖珠町の『やばけい遊覧 大地に描いた山水絵巻の道をゆく』が日本遺産に認定されました。
弊店もそのストーリー構成文化財のひとつとして認定されました。

耶馬渓とは、川が溶岩台地を浸食した奇岩の渓谷で、石柱の断崖、岩窟、滝、巨石が大パノラマをつくっています。その深く神秘な地形は伝説と祈りの場所となり、山水画のような風景は文人画人憧れの地でもありました。1000年以上の昔から、人々は岩から仏、石橋、洞門、庭園と、優れた作品を生み出し、広大な大地に配しては回遊路でつないでいき、大正時代ついに一本の絵巻物のようにまとめあげました。
次々と場面が展開する「耶馬渓」という山水絵巻に入り込み、空から、谷底から、遊覧の旅をお楽しみください。
img_hatsusaburo.jpg
筑紫亭の基本情報
店名 日本料理 筑紫亭
TEL 0979-22-3441
FAX 0979-22-5108
営業時間 12:00~13:30LO
18:00~20:30LO
ご予約制 当亭は、ご予約制となっております。
詳細は、ご予約・お問合せのページへ。
※ご予約のお取消しは、前日までにお願いいたします。当日のお取消しは、既に食材手配済となりますのでキャンセル料を頂戴させていただきますこと、ご了承下さいませ。
お会計 お支払いにクレジットカードはご利用いただけません。
定休日 週一回休日 不定休でございます。
急なお休みの場合は、最新情報でお知らせいたします。
駐車場 8台(ご予約優先)
住所 〒871-0038 大分県中津市枝町1692

JR中津駅より徒歩9分/福沢通りバス亭より徒歩2分/中津市役所前バス亭より徒歩5分/東本町バス亭より徒歩6分

筑紫亭の理念

筑紫亭は、食が生命だと考える。
食は、精神や魂を育てると考える。

筑紫亭は、選び抜いた旬の食材を使って
全て手作りし、決して手抜きをしない。
旬の食材の自然の味を消さない様に、
カツオ節と昆布の出汁や、
古くから続く酵母を使ったお醤油など
数滴で仕上げる。

筑紫亭には、豊かな自然と共に生きてきた
日本人の考えが受け継がれている。

シェフプロフィール
土生 隆一
土生 隆一
昭和44年生まれ
昭和62年 大分県立中津南高等学校 卒業
平成元年 慶應義塾大学 文学部 入学
平成6年 慶應義塾大学 国文学科 卒業
平成7年 株式会社 招福楼 入社
平成12年 株式会社 招福楼 退社
平成12年 株式会社 筑紫亭 入社
平成20年 第63回 国民体育大会 おおいた国体における高円宮妃殿下の食事を担当
平成25年 北部九州高校総体における皇太子殿下の食事を担当
平成30年 ミシュランガイド熊本・大分2018特別版にて一つ星を獲得
国登録有形文化財

筑紫亭の主屋(しゅおく)と離れと塀は、2003年(平成15年)に、国の有形文化財に登録されました。いずれも大正3年に建てられました。

主屋は、苔むす中庭を囲むように、入母屋造、桟瓦葺、二階建ての主体部が廊下で接続したロの字型になっており、造作も凝った数寄屋風の意匠でまとめら れています。二階には五十二畳の大広間と二十畳の広間があります。 大広間の長押(なげし)は一枚板でそれほどの長さは大変珍しいといわれております。

離れは主屋の後方、敷地を東西に流れる水路を挟んだ南側にあり、二階建て一棟と平屋二棟を縁や廊下で巧みに結んだ構成になっています。客室は異なる造り の床で飾り、垂木などには磨き丸太を使っています。主屋と同じ数奇屋風です。 また、この離れはかつての宇佐航空隊の将兵たちが特攻出撃前夜に最後の夜を過ごした所でもあり、特攻隊員が刀を振るって斬りつけた鋭い刀疵が床柱にはっ きりと残されています。これは城山三郎氏の「指揮官たちの特攻」の中にも詳しく述べられています。

塀は、延長17メートル、高さ3・15メートル。中央にひさし付きの門、西側に通用口があり、桟瓦葺きの小屋根を架けた真壁造りです。割り竹で腰まで覆われ ており、創業当時の面影を残落ち着いた景観を形作っています。

歴史のなかの筑紫亭

料亭は日本文化を集積したものです。
明治34年の創業から百余年、筑紫亭には、歴史を彩る様々な文人たちの逸話が語り継がれております。
中津の海の「魚つき林」である耶馬渓(やばけい)の名付け親といわれる頼山陽が唐風練り菓子「巻蒸(けんちん)」を創作した画人で漢方医の田中信平(田信)とハモ鍋を囲んだという話や、耶馬渓の自然を開発の手から守るために匿名で私財を投じた福沢諭吉の書簡、特攻隊員の心痛そのものといえる柱の刀疵、広瀬淡窓の掛け軸など、訪れ集い、料理を囲み座した人々の記憶が静かに佇んでいます。

密やかな歴史物語を未来へ伝えていくことも料亭の勤めのひとつだと思います。

城山三郎氏の著書「指揮官たちの特攻~幸福は花びらのごとく」
海軍兵学校の同期生だった青年指揮官、 神風特攻隊第一号としてレイテ沖で大戦果を上げ散華した関行男大尉と、玉音放送後に最後の特攻隊員として基地を発った中津留達雄大尉の二人の人生を見つめたドキュメント・ノベルです。
その中に、出撃前夜、筑紫亭で最後の夜を過ごした宇佐航空隊の特攻隊員たちが、床の間の柱に刀を振るって斬りつけた疵痕を城山氏が取材された様子が記されています。

福沢諭吉先生の書簡
古き良き文化が薫る
昭和天皇がお子様の頃に中津にお越し際は、お付の方がご宿泊に。